こんにちは!ミミです。今まではnoteで色々なことを書いていたのですが、新たに自分のブログ兼ウェブサイトを開設することにしました!このブログでは、自分の日本語教師としての生活だけでなく、海外生活のあれこれや、趣味の話など、いろいろなことを書こうと思っています。
今回はフリーランスとして日本語教師をしている私が、どうしてその道を選ぶことになったのかというお話をしてみます。
修士取ったけど、何しよう?
私は日本で大学を出た後、今住んでいる国で修士号を取りました。私は大学生からずっと大学で日本語を教えたい、そして日本語教育を研究したいと思って大学院に飛び込んだのですが、実際は思い描いていたものよりものすごく過酷でした・・・。その結果修士卒業の時にはもう挫けてしまって (今度この話を別記事で書いてみようと思いますが)、修士でもらえるお仕事を探していたのです。
しかし!2020年の夏はコロナ真っ只中。就職口は本当にありませんでした。ですが、ないからといって無職で過ごすわけにもいきません。就職口がないのなら、自分で作ってしまえ!!と卒業と同時にフリーランサーの日本語教師になりました。
実はこの道を選んだのにはもう一つ訳があります。というのもこの頃はものすごくメンタルの調子が悪く、集団で働いたり、クラスに教えたりすることにもの凄く不安を感じていました。私は大学の頃から日本語チューターのバイトや日本語クラスでのボランティア、日本語教室でのアシスタントなどいろいろなことをしていて、大学院卒業の前からグループレッスンの担当講師もしていました。ただ、この頃ものすごくグループというのにストレスを感じていて、実はグループレッスンの直前まで泣いていたりということもあったのです。
生徒さんの顔色がとても気になってしまって、今振り返っても本当に苦しい時期でした。
でも、不思議と一人一人の個人レッスンであれば不安はあまり感じず、その人たちが求めていることを考えながらレッスンをすることにやりがいを感じていました。そこで、私が住んでいる町のオンライン掲示板のようなところに広告を出して、このお仕事を始めることになりました。
かけだし日本語教師だったあの頃と今
この頃は生徒さんの口コミなどで新しい生徒さんの獲得がスムーズにできて、毎日大忙しでした。ただ、やっぱり大学院を卒業したのに "きちんとした" 就職先がないということに心配なんだかおせっかいなんだか色々言ってくる人はいました。「せっかく修士があるんだから、学校に頑張って就職しなよ」とか「まだ若いんだから、もっと "上"を目指せる」とか・・・。なので、「自分はこれでいいんだ」と思えるようになるまでにかなり苦労しました。
その後、運良く学校に非常勤講師として勤務できるようになりました。それでも、海外で日本語教師として食べていくのは本当に大変で、今でも個人レッスンは続けています。
そして何と!グループに教えることが怖くて仕方なかった4年前でしたが、今は何とか克服し、新たに個人でグループレッスンを発足することもできました!というわけで、今は個人レッスン・個人のグループレッスン・学校非常勤講師の3足のわらじ生活ですが、結構楽しんでやれています。
安定はなかなかしない職業ですが、それでも自分次第で切り拓いていける職業でもあるんじゃないかなと思っています。まだまだいろいろな目標があるので、もっと自分らしく挑戦していこうと思っています。
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